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自転車の手信号(ハンドサイン)一覧|正しいやり方・タイミング・違反時の罰則

「自転車に乗っていて、手信号を出したことはありますか?」

実は自転車でも、右左折や停止の際に手信号(ハンドサイン)を出す義務があります。自動車のウインカーに相当するもので、周囲に自分の行動を伝える大切な合図です。

しかし、正しいやり方を知っている人は少ないのが現状。この記事では、手信号の種類・やり方・タイミング・罰則まで完全解説します。

自転車の手信号は法律上の義務

自転車の走行イメージ

道路交通法第53条では、自転車を含む車両の運転者は、右左折・進路変更・停止時に合図を出さなければならないと定めています。

自動車にはウインカーやブレーキランプがありますが、自転車にはそれがありません。だからこそ、手(腕)を使って意思表示をする必要があるのです。

手信号の種類と正しいやり方

①右折の合図

右腕を真横に水平に伸ばす

右に曲がることを後続車に伝える合図です。腕をまっすぐ横に伸ばし、手のひらは下向きにします。

②左折の合図

2つの方法があります。

  • 方法A:左腕を真横に水平に伸ばす
  • 方法B:右腕を横に出し、肘から上に90度曲げる(手のひらを前に向ける)

方法Bは自動車のドライバーに見えやすいメリットがあります。左腕を出すと車道側から見えにくい場合があるためです。

③停止・徐行の合図

右腕を斜め下に伸ばす(手のひらを後ろに向ける)

「これから止まります」「速度を落とします」という意思表示です。後続車への追突防止に重要な合図です。

④進路変更の合図

進路を変更する方向の腕を水平に伸ばします。右に寄る場合は右腕、左に寄る場合は左腕を出します。

手信号を出すタイミング

場面 合図を出すタイミング 合図を終えるタイミング
右左折 交差点の30m手前 右左折が完了するまで
進路変更 進路変更の3秒前 進路変更が完了するまで
停止・徐行 停止・徐行しようとする時 停止・徐行するまで

安全上の注意

手信号を出している間は片手運転になります。安全に片手で運転できない状況(路面が濡れている、下り坂など)では、無理に手信号を出さず安全を優先してください。法律上も「やむを得ない場合」は合図義務が免除されます。

違反した場合の罰則

合図不履行の罰則

手信号を出さずに右左折・進路変更した場合、合図不履行として以下の罰則が科される可能性があります。

  • 現行法:5万円以下の罰金
  • 2026年以降(青切符):反則金5,000円程度

合図の出しっぱなしも違反

右左折が完了したのに手信号を出し続ける「合図制限違反」も、同様に5万円以下の罰金の対象です。自動車のウインカー消し忘れと同じ考え方ですね。

ドライバーが知っておくべきこと

交差点のイメージ

ドライバーとして、自転車の手信号を理解しておくと事故防止につながります。

  • 右腕が水平 → 右に曲がる or 右に寄る
  • 右腕が上向き90度 → 左に曲がる
  • 右腕が斜め下 → 止まる

ただし現実には、手信号を出す自転車は少数派です。手信号がなくても、自転車の動きを予測して運転する心がけが大切です。特に交差点付近では、自転車がどの方向に進むか常に注意を払いましょう。

よくある質問


合図不履行は道路交通法違反で、5万円以下の罰金が科される可能性があります。2026年の青切符制度導入後は反則金の対象にもなります。ただし、安全に片手運転ができない状況では無理に出す必要はありません。

自転車は車道の左端を走行するため、左腕を出しても後続の自動車から見えにくい場合があります。右腕を肘から上に曲げる方法なら、車道側のドライバーに見えやすくなります。

右左折の場合は交差点の30m手前から、進路変更の場合は3秒前から合図を出します。合図は行為が完了するまで継続する必要があります。

法律上は夜間でも手信号の義務があります。ただし夜間は見えにくいため、LEDライト付きのグローブや方向指示器付きのテールライトを使うと安全性が向上します。

まとめ

  • 自転車の手信号は法律上の義務(道路交通法第53条)
  • 右折=右腕水平、左折=左腕水平 or 右腕上向き、停止=右腕斜め下
  • 合図は30m手前から出して行為完了まで継続
  • 違反すると5万円以下の罰金(青切符制度後は反則金対象)
  • ドライバーも手信号の意味を理解しておくと安全

手信号は自分の安全を守るための重要なコミュニケーション手段です。恥ずかしがらずに、ぜひ普段から実践してみてください。

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